カニはどの種類が美味しい?それぞれ味の違いについて解説!

カニは、日本を代表する高級食材の一つです。

その美味しさに多くの人が魅了されてきたことでしょう。

しかし、カニにはさまざまな種類があり、それぞれに違った味わいがあります。

そこで今回は、カニの種類について紹介しながら、それぞれのカニがどのような味をするのかについて紹介していきたいと思います。

さまざまなカニの味が知りたいかはぜひ参考にしてください。

タラバガニはどんな味?

タラバガニは身が太くしっかりしているため、食べ応え抜群です。

エビのような弾力が特徴で、味はたんぱくであっさりしています。

繊維が硬いため、火を通して食べる方が美味しくいただけるでしょう。

おすすめの食べ方は、焼きガニや塩茹で、鍋などです。

タラバガニの特徴

タラバガニは、主に北海道で水揚げされるカニで、全身が棘状の突起に覆われているといった特徴があります。

実はカニの仲間ではなく、ヤドカリの仲間であるのも特徴の一つですが、見た目は一般的なカニと大差ありません。

タラバガニは英語でキングクラブの名がつけられており、そのことから日本ではカニの王様とも呼ばれます。

また大きい個体では、脚を広げると体長は1mを超え、寿命は30年以上になります。

このようにタラバガニは、体が大きく肉厚な身をしているのが特徴です。

タラバガニの価格相場

タラバガニの価格相場、1kgあたり約5,000円〜8,000円です。

タラバガニはほかのカニと比べても相場は高めです。

産地や時期によって値段は変動しますが、海外からの輸入が減ったことにより、以前よりも相場は上がってきています。

ズワイガニはどんな味?

ズワイガニは、甘くて柔らかい食感が特徴的です。

他のカニよりも脂が少ないため、上品で繊細な味わいがあります。

ズワイガニは、主にカニしゃぶや蒸しガニ、焼きガニなど、シンプルな調理法で食べられることが多いですが、カニみそや内子なども絶品です。

ズワイガニの特徴

ズワイガニは、楚(すわえ)という細い木の枝を示す古語が訛ってズワイガニと呼ばれるようになったとされています。

楚から来ているとおり、細長い脚が特徴です。

体は大きく、脚を広げると70cmほどにもなる大型の食用ガニとして知られています。

オスとメスで体格に大きな差があり、メスはオスの半分ほどのサイズしかありません。

また、ズワイガニのオスは産地によって独自でブランド化されており、越前ガニや松葉ガニなどが有名です。

人気ブランドになれば、高値で取引されるなど、カニ好きの間では絶品のカニとして知られています。

ズワイガニの価格相場

ズワイガニの価格相場は、1kgあたり約2,500円〜4,000円です。

しかし、ブランド名がついたズワイガニはこれより遥かに値段が高くなる傾向にあります。

ただし一般的なズワイガニであれば、ほかのカニと比べてもお手頃といえるでしょう。

毛ガニの味はどんな味?

高級ガニと呼ばれる毛ガニは、上質な甘味と旨味が特徴です。

身はふっくらしており、なおかつ繊細です。

また、甲羅には珍味と名高い蟹味噌や内子がたくさん詰まっています。

蟹味噌は濃厚で内子は独特な風味を味わえるでしょう。

毛ガニは、身を味わえるしゃぶしゃぶや蒸して食べると絶品です。

毛ガニの特徴

毛ガニは、クリガニ科に属するカニの一種であり、別名を大栗蟹(オオクリガニ)といいます。

オスの方が大型で、最大甲長は120mmに達する個体もいるほどです。

殻に生えた毛が特徴的なその外見は、毛ガニという名前の由来になっています。

しかし、オスの甲長が80mmに満たない場合には獲ることができず、逃がさなければなりません。

また、その大きさに達するには、約7年の歳月が必要とされます。

毛ガニの水揚げ量に関しては、タラバガニやズワイガニに比べて少なく、非常に希少価値が高いカニとして有名です。

北太平洋沿岸に広く分布しており、日本では北海道が最も多くの漁獲量を誇ります。

毛ガニの価格相場

毛ガニの価格相場は、1kgあたり約1万円となっています。

ほかのカニと比べても高価ですが、その価値に見合うほどの旨味が堪能できます。

高級食材のためなかなか手を出しづらいですが、ぜひ一度は食べてみたい逸品です。

花咲ガニはどんな味?

花咲ガニは、みずみずしさがあり甘みが強いのが特徴です。

肉厚な身は、食べ応えがあり噛むほどに旨味が口の中に広がります。

特に脚の付け根に身が詰まっているとされています。

ボイルはもちろん、焼きガニやカニしゃぶ、カニ刺しなどさまざまな食べ方で味わえるでしょう。

花咲ガニの特徴

花咲ガニは、北海道の根室市で水揚げされるカニの一種であり、その名前は地名である花咲からきていると考えられています。

そんな花咲ガニは、日本では北海道でしか獲れず、非常に希少なカニとして知られています。

身体的な特徴に、鮮やかな赤色の甲羅があり、茹でると紅潮し、まるで花が咲いたかのような美しい見た目を楽しめるでしょう。

しかし、花咲ガニはカニという名前がついているものの、実際にはタラバガニと同じヤドカリの仲間に分類されます。

近年、花咲ガニの漁獲量は減少していますが、これは乱獲によって個体数が減少したために、禁漁や漁獲制限が行われた経緯があるからです。

これらの希少性から、「幻のカニ」とも呼ばれています。

花咲ガニの価格相場

花咲ガニの価格相場は、1kgあたり約6,000円〜8,000円程度です。

ほかの種類のカニと比較してみても、特別に高いわけでも安いわけでもありません。

ただし、花咲ガニは個体数が少なく、その年の水揚げ量によって価格が変動します。

そのため、年によっては高値で取引されることもあるでしょう。

幻のカニと呼ばれる花咲ガニですが、機会があればぜひ一度味わってみたいところです。

ワタリガニはどんな味?

ワタリガニは、身が甘いため味が濃いのが特徴で、繊細な食感も人気です。

また、メスは内子が美味しいのに対して、オスは身入りがよく、特に肩に身がたっぷりと詰まっています。

ワタリガニは特性上、海の中を活発に動き回るため、身が引き締まり美味しくなるとされています。

蒸しガニ、焼きガニなどさまざまな調理法で楽しむことができるでしょう。

ワタリガニの特徴

ワタリガニは、ワタリガニ科に属する種類のカニです。

別名はガザミで、特徴的なはさみで挟まれると痛いことから「カニハサミ」と呼ばれ、ガザミはそれが短縮された呼び方とされます。

ワタリガニの特徴としては、一番後ろの脚がオール状になっており、海の中を潮流に乗って長距離泳げることが挙げられます。

また、菱形をしている甲羅の形から、ヒシガニとも呼ばれており、第5脚の付け根に身が詰まっているとされています。

ワタリガニの価格相場

ワタリガニの価格相場は、1kgあたり約1,000円〜2,000円程度ですが、その年の水揚げ量などにより価格は変動します。

ワタリガニの特徴として、オスよりもメスの方が価値がつきやすいとされています。

これは、メスにしかない内子に価値があるからで、ほかのカニと比べても例外といえるでしょう。

また、タラバガニやズワイガニなどの有名なカニと比べると、ワタリガニは比較的低価格で取引されています。

そのため、ほかのカニと比べて手を出しやすいのが嬉しいポイントです。

上海ガニはどんな味?

上海ガニは、カニの身よりも蟹味噌が人気で、その味わいは濃厚でコクがあるとされています。

実際、カニ味噌は絶品ですが上海ガニの身は少ないとされています。

また、オスとメスによって楽しみ方は異なり、オスはねっとりとした白子を、メスは濃厚な卵を味わえます。

上海ガニの特徴

上海ガニは中国の風物詩で、中国語でダージャーシエと呼ばれていますが、爪の周りに毛が生えていることから、別名毛蟹や老毛蟹とも呼ばれます。

上海ガニの旬は10月〜12月であり、この時期になると美味しい上海ガニが中華レストランや市場に出てきます。

オスとメスで味わいは異なるため、それぞれの性別で楽しめるのも上海ガニならではといえるでしょう。

上海ガニの価格相場

上海ガニの価格相場には幅があり、一般的には1kgあたり数千円〜となっています。

しかし、季節や大きさ、購入場所によっても値段は変わってきます。

そのため、より高価なものもあれば、より手頃な価格で購入できるものもあるでしょう。

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ただし、訳あり品は見た目の質が悪く、ギフトには向かないでしょう。

しかし、味や中身には問題がないため、自分で食べる分にはお得な選択肢となります。

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カニの種類によって違う味の特徴についてのまとめ

今回は、カニの種類別にどのような味の特徴があるのかについて紹介してきました。

カニにはさまざまな種類があり、味も価格も異なります。

たとえば、ズワイガニは比較的手ごろな価格で、肉質が柔らかく、甘い味が特徴です。

一方、毛ガニは味わい深く、上質な味からも高級品とされています。

また、カニを選ぶときには、旬や食べ方、予算に合ったカニを選ぶことが大切です。

たとえば、ズワイガニは冬が旬であり、塩ゆでや焼きガニなど、さまざまな調理法で楽しめますし、予算に余裕がある場合は毛ガニを選ぶと、より贅沢な食事を楽しむことができるでしょう。

このように、カニにはさまざまな種類があり、それぞれに違った特徴があるため、旬や食べ方、予算に合わせて自分に最適なカニを選ぶようにしましょう。