アメリカで人気のカニ「ジョナクラブ」の味や食べ方について解説

アメリカで獲れるジョナクラブは、大きな爪を豪快に食べられるとして人気のカニです。

日本では馴染みのないカニですが、カニ通販を利用すれば誰でも購入できるため、気になっている方もいるでしょう。

本記事では、ジョナクラブの味や食べ方について紹介します。

ほかにも、ジョナクラブの価格相場や解凍方法についても紹介するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

ジョナクラブとは

ジョナクラブとは、カナダの大西洋からノースカロライナ州南の深海に生息する食用のカニです。

甲幅は15〜17センチで、丸みを帯びた見た目をしているのが特徴です。

ロブスター漁の際に、一緒に水揚げされることから「ロブスターの相方」としても親しまれています。

身が肉厚で豪快に食べられるとして、アメリカを中心に高い人気を誇ります。

ジョナクラブの食べ方

ジョナクラブは、爪が大きく、脚と比較しても肉厚なため、可食部は主に爪の部分です。

事前に入れられている切れ目に沿って、手で割って食べるのが一般的です。

しかし、ジョナクラブの殻は硬いため、手で割れない場合は、カニ用のハサミを使うようにしましょう。

手で割れる場合は必要ありませんが、怪我しないためにもハサミを使う食べ方の方がおすすめです。

ジョナクラブの味

ジョナクラブは、毛ガニのような繊細な身が特徴です。

肉厚で豪快に食べられますが、その味わいはとても爽やか。

甘みも強く、ほろほろと柔らかいため、口の中でとろけるような食感を味わえます。

爪にかぶりつく食べ方も、美味しさをより引き立たせてくれるでしょう。

ジョナクラブの価格相場

ジョナクラブを通販で購入する際の価格相場は、1kgで約3,000円〜6,000円です。

通販サイトや時期によっても異なるため、さまざまなサイトと比較して購入を検討することが大切です。

また、通販サイトによってはキャンペーンやクーポンで安く購入できる場合もあるため、定期的にチェックしておきましょう。

ジョナクラブの解凍方法

ジョナクラブを購入したら、冷凍の状態で届きます。

そのため、下準備として解凍作業が必要です。

以下でジョナクラブの解凍方法を確認しましょう。

1.流水でグレースを取り除く

ジョナクラブには、乾燥を防ぐためにグレースと呼ばれる氷の膜が意図的に付けられています。

まずは、グレースを流水に当てて取り除きましょう。

流水に当てていると、段々と膜が剥がれてくるので、膜がすべて剥がれた段階で水を止めます。

2.冷蔵庫で解凍

グレースが剥がれたら、冷蔵庫に入れて解凍します。

目安は3〜4時間程度です。

このとき、早く解凍したいからといって電子レンジや常温で解凍してはいけません。

温度のギャップが高い解凍方法をしてしまうと、身がパサパサになって旨みが損なわれてしまいます。

そのため、必ず冷蔵庫で時間をかけてゆっくり解凍しましょう。

殻を触って、身が柔らかくなっていたら解凍完了です。

ジョナクラブはどこで購入する?

ジョナクラブは、主にアメリカで漁獲されるカニのため、日本では馴染みが深くありません。

そのため、日本でジョナクラブを食べたいと思ったときは、どこで購入すればよいのでしょうか。

結論をいうと、ジョナクラブを日本で食べるためには、通販を利用するのが一般的です。

ジョナクラブは、スーパーではなかなか取り扱われていないため、専門の通販サイトを探してみましょう。

通販ならオンライン上で注文し、自宅に届けてもらえるので、手軽にジョナクラブを楽しめます。

ジョナクラブの美味しさを堪能したい方は、ぜひカニ通販を活用してみてください。

ジョナクラブを使ったおすすめ料理

ジョナクラブは、食べ応えのある身と豊かな風味によって、さまざまな料理と相性抜群です。

ジョナクラブを使ったおすすめ料理は、以下のとおりです。

  • カニ玉
  • カニクリームコロッケ
  • チャーハン

それぞれの料理の特徴や魅力について確認していきましょう。

ジョナクラブの繊細な味わいは、鍋にぴったりです。

カニの出汁は風味が強いため、醤油や塩、味噌などさまざまな味付けで美味しくいただけます。

鍋なら大人数で楽しく食べられるので、寒い夜などは友達や家族で集まって楽しんでみてはいかがでしょうか。

カニ玉

カニ玉は、ふんわりとした卵とカニの風味を味わえるカニ料理です。

卵のまろやかな口当たりとカニの旨味が、口いっぱいに広がります。

ふわっとした食感と、ほんのり香るカニの風味がやみつきになるでしょう。

カニ玉は食卓に彩りを与えてくれる料理なので、ジョナクラブを使ってぜひ挑戦してみてください。

カニクリームコロッケ

カニクリームコロッケは、まろやかでコクのあるクリームソースとカニの風味が絶妙に組み合わさった絶品料理です。

一口食べると、口の中でジョナクラブの豊かな味わいが楽しめます。

表面はサクサクとした食感で、一度噛むと中からとろけるような口溶けがあります。

カニの風味がしっかりと感じられるので、カニ好きにはたまらない一品です。

ぜひ、ジョナクラブのカニクリームコロッケを試してみてください。

カニチャーハン

カニチャーハンは、カニの風味がご飯と絡み合う魅力的な料理です。

香ばしい香りとカニのぷりぷりな食感を楽しめます。

また、余ったご飯とカニで、比較的簡単に作れる手軽さも嬉しいポイントです。

ぜひ、ジョナクラブ入りのチャーハンを堪能してみてください。

日本で手軽に食べられるカニは?

ジョナクラブは、日本で浸透していないため、あまり食べる機会には恵まれないでしょう。

しかし、以下のカニは日本でも手軽に食べられます。

  • 毛ガニ
  • ズワイガニ
  • タラバガニ
  • 花咲ガニ

ぜひ、カニ選びの参考にしてみてください。

毛ガニ

毛ガニは、主に北海道で獲れる高級な食用カニです。

その名の通り、体全体に毛が生えており、その風貌に特徴があります。

身は繊細で甘みがあり、特に脚の身は肉厚で贅沢な味わいです。

毛ガニは冷たい海の水で育ち、豊富な餌を摂ることで旨味が凝縮されます。

北海道の各地で水揚げされることから、一年を通して楽しめます。

調理法としては、主に茹でガニや焼きガニなどが人気です。

また、毛ガニの蟹味噌はとてもクリーミーだとして、カニの中でも高い評価を誇ります。

ぜひ、毛ガニの美味しさや濃厚な蟹味噌を味わってみてはいかがでしょうか。

関連記事:高級品の毛ガニは訳あり品を駆使して安く購入しよう!

ズワイガニ

ズワイガニは日本で定番のカニの一つで、大きな体と細長い脚が特徴的です。

身はとても繊細で甘みが強いため、刺身や鍋などさまざまな調理方法で楽しめます。

また、全国各地でブランド化されており、産地によって異なる名前で親しまれています。

特に福井県の「越前ガニ」や山陰地方の「松葉ガニ」は全国的にも有名です。

ブランドによって味はもちろん、価格も大きく異なるため、ぜひ自分に合ったズワイガニを購入してみてはいかがでしょうか。

関連記事:ズワイガニの価格相場は?少しでも安く手に入れる方法も紹介!

タラバガニ

タラバガニはタラバガニ科に分類される甲殻類で、大きくて肉厚な身が特徴です。

身が豊満なため、焼きガニなどで豪快に食べる食べ方が人気です。

しかし、蟹味噌は少なく、味も美味しくないため、多くの場合販売前に取り除かれています。

蟹味噌はなくても、その大きくてぷりぷりな身はカニ好きにとって魅力的です。

上質なタラバガニの身を堪能するなら、焼きガニや蒸しガニなど、自分の好みに合った食べ方でぜひ楽しんでみてください。

関連記事:タラバガニのおすすめの食べ方は?旬や価格も併せて紹介!

花咲ガニ

花咲ガニはタラバガニ科に分類される甲殻類の一種で、タラバガニと同様にぷりぷりとした肉厚な身が特徴です。

見た目は、殻に生えた無数の棘やハート型の甲羅に特徴があります。

甘みが強い身は、エビにも似た味わいを感じられます。

また、特定の地域でしか水揚げされないことから希少性が高く、カニ好きの間では「幻のカニ」としても有名です。

カニ通販を利用すれば、希少性の高い花咲ガニも手軽に購入できるので、ぜひ一度賞味してみてはいかがでしょうか。

関連記事:花咲ガニはどんな味?幻のカニの値段相場や旬についても紹介!

カニの保存方法は?

カニの保存方法は種類や状態によって異なりますが、冷凍済みのカニは冷蔵庫で保存するのが一般的です。

その際は、カニをラップや新聞紙で包み、ビニール袋に入れて保存します。

解凍前のカニであれば、この方法で2〜3週間の保存ができます。

しかし、解凍済みであれば2~3日しか持たないため、カニを解凍してしまったらなるべく早く消費してしまうことが大切です。

ズワ子
間違った方法で保存してしまうと食中毒になる可能性があるから注意です!

食中毒の症状が出たら

カニによって食中毒の症状が出たら、医師へ早めの相談が大切です。

また、診察を受ける前に市販薬を服用すると、症状が悪化する場合があるため、なるべく控えましょう。

さらに、下痢や嘔吐をしている場合は、脱水症状に陥る可能性があります。

そのため、水分補給をこまめに行うことも重要です。

世界でカニは何種類いる?

世界には多様な種類のカニが存在しており、その数は8,000種類以上です。

日本だけでも1,000種類以上のカニが生息しているといわれていますが、食用となるとその数は限られます。

それでも、世界中にはさまざまな種類のカニが存在し、地域や環境によって多様な形態や特徴を持っています。

ジョナクラブのように日本では食べられないカニも、他の国や地域では美味しいカニとして親しまれているかもしれません。

ケガ美
色んな国のカニを食べてみたいです!

ジョナクラブの味についてのまとめ

ジョナクラブは、毛ガニのように繊細な食感と甘みの強い味でアメリカなどを中心に高い人気を誇ります。

また、爪の肉厚な身を豪快にかぶりつく食べ方も魅力的です。

しかし、日本ではなかなか食べる機会に恵まれない珍しいカニでもあります。

そのため、ジョナクラブを食べてみたい方は、ジョナクラブを取り扱っているカニ通販サイトを確認するようにしましょう。

タラ枝
とろけるような美味しさに病みつきになるわよ