美味しいカニ鍋を楽しんだ後、残ったカニの甲羅を破棄している方はいませんか?
その甲羅を捨ててしまうのは、もったいないです。
余った甲羅には、美味しく活用する方法があります。
本記事では、カニ鍋で余った甲羅を活用する方法について紹介しています。
カニ鍋を楽しむ方は、ぜひ参考にしてみてください。
カニ鍋で余った甲羅は「甲羅焼き」にしよう!
カニを鍋で食べる際に、丸々一杯のカニを使うと甲羅が余ってしまうことがありますが、この余った甲羅を捨てるのはもったいありません。
余った甲羅の中には、美味しい蟹味噌がたくさん入っています。
そのため、余った甲羅を利用して「甲羅焼き」を楽しんでみましょう。
甲羅焼きは、蟹味噌の風味とコクを存分に楽しめる料理です。
焼くことで蟹味噌のクセが少なくなり食べやすくなるので、蟹味噌が苦手な方にもおすすめです。
ご飯と合わせて楽しんだり、残ったカニ身と組み合わせて食べても美味しくいただけます。
ぜひ、余った甲羅は捨てずに活用して、カニの隅々まで楽しんでみてください。
甲羅焼きの作り方
甲羅焼きの作り方は、難しくありません。
そのため、余った甲羅を使って手軽に調理できます。
- 蟹味噌が入った甲羅を網の上で焼く
- 強火では焦げてしまうため弱火でじっくり焼く
- 蟹味噌の汁気がなくなったら火を止めてスプーンでいただく
- 食べ終わった甲羅にはお酒を入れて「甲羅酒」で締める
甲羅焼きは、シンプルな調理法で手軽にできるのが魅力です。
残った甲羅は捨てずに、ぜひ甲羅焼きで最後まで楽しんでみてください。
甲羅酒とは?
甲羅焼きを食べた後に楽しみたいのが、甲羅酒です。
甲羅酒とは、蟹味噌を食べた後の甲羅に日本酒を入れ、火を通して飲む楽しみ方です。
蟹味噌の風味が日本酒とマッチして、クセになる味わいとなるでしょう。
お酒好きの方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
カニ鍋の作り方
カニ鍋の作り方は、至ってシンプルです。
以下の作り方を参考にしてみてください。
- お好みで具材をカットしておく
- カットした具材とカニを鍋に入れる
- 調味料を入れて蓋をする
- 強火で加熱
- 湯気が出てきたら蓋を取る
- 弱火で野菜がしんなりするまで煮たら完成
アクが出てきたら、適宜取り除きましょう。
鍋の最後は、雑炊やうどんで締めるのがおすすめです。
また、蟹味噌が余っていたら、雑炊に絡めていただくのもよいでしょう。
カニ鍋におすすめのカニ
カニは種類によって特性が異なるため、自身が求める要素によって選択することが大切です。
カニ鍋におすすめのカニは、以下の2種類です。
- ズワイガニ
- タラバガニ
これらのカニが、なぜカニ鍋におすすめなのかについて確認していきましょう。
旨みが引き立つ「ズワイガニ」
ズワイガニは、身に旨みがしっかり染み込んでいるため、出汁と絡まって濃厚な風味を楽しめるのが特徴です。
ジューシーな身も鍋の出汁と相性が良く、食べ応えがありつつも食べやすいでしょう。
また、ズワイガニは蟹味噌も絶品のため、食後の甲羅焼きもセットで楽しめます。
そのため、カニの繊細な味わいや旨みを堪能したいなら、ぜひズワイガニを選んでみてください。
豪快な身を楽しみたいなら「タラバガニ」
タラバガニの身は、とても豪快でボリューミーなことが特徴です。
そのため、タラバガニを使用した鍋は、豊かな身と歯応えのある食感によって満足感を十分に味わえるでしょう。
食べ応え抜群のタラバガニは、カニを贅沢に楽しみたい方にとって最適な選択肢です。
しかし、タラバガニは厳密にはカニではなく、ヤドカリの仲間のため、ほかのカニと比較して蟹味噌が美味しくないのが特徴です。
したがって、カニ鍋の後に甲羅焼きを楽しむ予定の方にタラバガニは向かないでしょう。
蟹味噌が味わえない点から、タラバガニをカニ鍋で使用する場合、一杯ではなく部位で購入するのがおすすめです。
カニ鍋におすすめなのは脚のみのタイプ
カニ鍋を楽しむ際は、脚のみのタイプのカニがおすすめです。
脚のみのタイプは調理が手軽で、簡単に鍋を楽しめます。
また、しゃぶしゃぶスタイルにする場合は、ポーションタイプがおすすめです。
脚のポーションなら、殻を剥く手間が省けるだけでなく、取り扱いが簡単です。
持ち手もついているので、食べる際の利便性も高まります。
美味しさを引き立てながら、カニ鍋やカニしゃぶを手軽に楽しむために、脚のみのタイプやポーションタイプを選んでみてはいかがでしょうか。
カニ鍋は殻ごと入れるのがおすすめ
カニ鍋は、殻ごと鍋で煮込むのが一般的です。
これは殻からも出汁が出るためで、殻を入れることで鍋により深みが出ます。
殻があると食べるのに手間ですが、剥き身よりも美味しく味わえるでしょう。
また、鍋に入れる前に殻に切り込みを入れておくと、殻を剥きやすくなりおすすめです。
さらに、殻の硬さはカニの種類によってことなるため、食べる際の殻の剥き方も種類ごとで多少の違いがあります。
続いては、カニ鍋でよく使用されるズワイガニとタラバガニの殻を剥く方法について確認していきましょう。
ズワイガニの殻の剥き方
ズワイガニの場合、殻は比較的硬くありません。
そのため、十分に煮込まれていれば、素手で割って食べるのも可能です。
しかし、殻が熱くなっている可能性があるため、火傷には注意が必要です。
手袋を着用するか、少し冷ましてから剥くようにしましょう。
タラバガニの殻の剥き方
タラバガニの殻は厚くて硬いため、素手で剥くのは難しいでしょう。
そのため、キッチンバサミを使用するのがおすすめです。
しかし、殻が厚い分、熱が伝わりやすいため、持つ際は火傷に注意が必要です。
ズワイガニ同様、手袋を着用するか、少し冷ましてから剥くようにしましょう。
また、ハサミや殻を扱う際に手を怪我しないように注意することも大切です。
カニ鍋に使うカニは生とボイルどっちがいい?
カニ鍋に使うカニは、生の方がおすすめです。
ボイルされたカニは、すでに茹でられているため、鍋にするなら再加熱することになります。
再加熱するとカニの旨みが抜けたり、身が固くなってしまったりする可能性があります。
一方、生のカニなら旨味を損なわずに調理できるため、カニ鍋での調理に適しています。
しかし、生のカニを使用する際は、鮮度の維持に注意が必要です。
生のカニは日持ちしないため、解凍したらなるべく早く食べるよう心掛けましょう。
また、冷凍のカニをそのまま鍋に入れるのはNGです。
カニは急激に温度が上がると、旨み成分が抜けてしまい、身もパサパサになってしまいます。
そのため、解凍する際は、時間をかけてじっくり解凍するようにしましょう。
カニ鍋のおすすめ締め料理は?
カニ鍋を最後まで楽しむには、締め料理が欠かせません。
続いては、カニ鍋でおすすめの締め料理について紹介していきます。
ぜひ、気になる料理を締めで作ってみてください。
雑炊
カニ鍋の締めとしての雑炊は、定番の選択肢です。
鍋の中で煮込まれたカニと具材が溶け込んだスープに、ご飯を入れることで、美味しさをより一層引き立てます。
カニの旨味や風味がご飯に染み込んで、豊かな味わいを楽しめるでしょう。
さらに、卵を加えることでとろりとした食感とまろやかな味わいを楽しめます。
卵を入れることで雑炊の味わいが変わり、カニ鍋の余韻をより楽しめる一品となります。
ぜひ、締めの雑炊でカニ鍋を最後まで楽しんでみてください。
うどん
カニ鍋の締め料理としてうどんもおすすめです。
カニ鍋を楽しんだ後、そのままうどんの玉をスープに入れるだけで楽しめる手軽さが魅力です。
カニの出汁が染み込んだスープとうどんの組み合わせは相性が良く、食後の満足感を高めてくれます。
うどんがスープの旨味を吸収し、より濃厚さ味わえるため、カニ鍋の余韻を楽しむのに最適です。
また、追加で具材を加えることで、個人の好みに合わせたカスタマイズが可能です。
ぜひ、自分好みのアレンジでカニ鍋の締めを楽しんでみてください。
ラーメン
カニ鍋の後には、鍋に残ったスープを使ってラーメンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
カニ鍋のスープには旨味が凝縮されており、そのまま麺に絡ませると、濃厚で風味豊かな味わいのラーメンを楽しめます。
鍋の具材やカニの出汁がラーメンによく馴染み、口の中に美味しさが広がります。
また、締めのラーメンで、さらにお腹を満たせるのが魅力です。
鍋自体もボリュームがある料理ですが、ラーメンをプラスすることで、満腹感をアップさせられるでしょう。
カニ鍋に使うカニを購入するならカニ通販がおすすめ!
カニ鍋に使用するカニを購入する際は、カニ通販の活用がおすすめです。
カニ通販には、魅力がいくつ存在しています。
まず、安価な価格で購入できる点です。
カニ通販では直接生産者から仕入れていることが多く、中間コストが削減されるため、市場や店舗よりもリーズナブルな価格で購入できる傾向にあります。
また、手軽さもポイントです。インターネットを通じて注文し、自宅まで届けてもらえるため、外出せずに手軽にカニを手に入れられます。
時間など購入にかかる労力を削減しながら、美味しいカニ鍋を楽しめるでしょう。
関連記事:カニ通販で人気のおすすめ10サイトをランキング形式で徹底比較
カニ鍋で余った甲羅はどうするのかについてのまとめ
今回は、カニ鍋で余ってしまった甲羅の活用方法について紹介しました。
カニの甲羅には、蟹味噌が詰まっているため、余った甲羅は甲羅焼きにして楽しみましょう。
甲羅焼きは、網の上で焼くだけのシンプルな料理のため、調理コストもかかりません。
また、加熱することによって蟹味噌独特の風味が薄くなるため、蟹味噌が苦手な方でも食べやすいのが特徴です。
このように、カニの甲羅は絶品の蟹味噌が詰まっているため、余ったからといって捨てずに最後まで楽しむようにしましょう。